“私”に還るとは、昔の自分に戻ることではない
「本来の自分に還る」そんな言葉を聞くと、
昔の自分に戻ることや、
子どもの頃の純粋な自分を取り戻すことのように感じる人もいるかもしれません。
でも私は、
“還る”という感覚は、
少し違うものだと思っています。
人は、生きるために変わっていく
私たちは、
生きていく中でたくさんのことを経験します。
人に合わせたり、
傷つかないようにしたり、
期待に応えようとしたり。
そうやって、
少しずつ自分を調整しながら生きていく。
だから、
昔と同じ自分ではいられなくなるのは、
自然なことです。
むしろ、
その時々を一生懸命生きてきた証でもある。
だから私は、
「変わってしまった自分」
を否定する必要はないと思っています。
“還る”とは、感覚を思い出していくこと
では、
“私”に還るとは何なのか。
それは、
「昔の自分になること」
ではなく、
「今の自分の感覚に、静かに触れていくこと」
なのだと思います。
本当はどう感じているのか。
何を心地よいと思うのか。
何に違和感を感じているのか。
その小さな感覚は、
忙しさや不安の中で、
少しずつ見えなくなっていきます。
でも、
完全に消えてしまうわけではありません。
静かな時間の中で、
少しずつ思い出していくことができる。
私は、
その感覚を“還る”と呼んでいます。
無理にポジティブにならなくていい
“自分らしく生きる”
という言葉が、
時々苦しく感じる人もいるかもしれません。
前向きでいなければいけない。
変わらなければいけない。
もっと頑張らなければいけない。
そんなふうに、
知らないうちに力が入ってしまうこともあります。
でも本来、
“還る”という感覚は、
もっと静かなものです。
無理に自分を変えることではなく、
「本当は疲れていたんだな」
「少し無理をしていたんだな」
と、
自分の感覚に気づいていくこと。
そこから、
少しずつ呼吸が深くなっていく。
私は、
その過程をとても大切にしています。
感覚と現実を繋いで生きる
感覚を大切にすることは、
現実から離れることではありません。
むしろ私は、
“感覚を取り戻すことで、
現実を生きやすくしていく”
ことが大切だと思っています。
何を選ぶのか。
どこに向かいたいのか。
誰と関わりたいのか。
それは、
頭だけで決め続けるよりも、
自分の感覚に触れながら選んでいく方が、
少しずつ自然な方向へ整っていくことがあります。
だから私は、
感覚と現実、
どちらかだけではなく、
その両方を繋ぎながら生きることを大切にしています。
少しずつ、“私”へ還っていく
“私”に還ることは、
何か特別なことではありません。
急に変わることでも、
完璧になることでもない。
少しずつ、
自分の感覚に触れていくこと。
「私はどう感じているんだろう」
と、
静かに問いかけていくこと。
その積み重ねの中で、
人は少しずつ、
“私”へ還っていくのだと思います。
もっと深く自分を知りたい方へ。
現在、霊視鑑定や調律、能力開花セッションを通して、
感覚と現実を繋ぐサポートを行っています。

